sdgs4.質の高い教育をみんなに sdgs8.働きがいも経済成長も sdgs11.住み続けられるまちづくりを sdgs15.陸の豊かさも守ろう
プロジェクトNo.sdgs3-0404
プロジェクト概要
メッセージ
日本に残る鎮守の森は、その地域本来の植生を残していると考えられる。この森は、いわゆる里山とは異なり、身近な森林でありながらも、人間が利用するために手を入れられる森とは一線を画する扱いを受け、一定の存在感をもつ「森」であり続けて来た。
ここボルネオはかつて精霊の宿る森で満たされていた。しかし、今は、油ヤシ畑に変わり動物たちは居なくなり、精霊も消えた。私たちは荒地になったここに、鎮守の森という未来永劫づづく森をつくる。皆様のご支援で、いつしか、ここに精霊の宿る森が返って来ると信じています。
活動の目的と内容、現地の状況
- 天然林は1haあたり 300 種類の植物がいる
- エコパーク内でありながら一方的な開発が進む
天然林から農地に変わると生き物の85% 以上がいなくなる!
- インドネシア共和国ボルネオ島中部カリマンタン州パンカランブーン:ジャカルタから飛行機で1時間
- 活動場所:タンジュンプティン国立公園周辺地域
- ユネスコ・エコパーク(バッファーゾーン内)
- 泥炭開発禁止区域
- ラムサール条約保全区域、
- 面積:約7,000㎢ (≑高知県の面積)
街で暮らす90%以上の人が公園を訪れたことがなく、
オランウータンに会った事がない!
募金の用途
活動内容
- 植樹地の生物多様性を高めるため、密植&混植(Miyawaki Method)により潜在緑生地を造り、現在、荒地になっている耕作放棄地を自然林に造りかえる。1,000本の植樹により直径30mの範囲に苗木を植える。
- 村の子供達へ環境教育を行い、苗づくりの習慣化を促す。
- 鎮守の森を増やすため、内外の支援者への広報活動を行う。
SDGs達成への貢献内容
4-7:当団体の環境教育により持続可能な開発のスキルを学べる。
4-C:質の高い教員の数を増やすために教材を提供する。
8-4:村民に植樹の仕事を提供することにより経済成長と環境悪化の分断が図れる。
11-4:エコパーク内の自然遺産の保全に取組み持続可能な社会に貢献できる。
15-1.2:森林や湿地の保全、回復に大きく貢献する、又、公園という形で持続可能な管理を実施、促進している。
15-5:オランウータンを初め絶滅危惧種の保護を行える。
当地は泥炭地湿地の森林を回復することにより、2,740tC/ha の炭素を固定でき、今回の植樹により約190tCの炭素を固定できる。
現地での活動への参加希望があった場合の対応
現地の村で支援者を受け入れる事ができます。お気軽にご相談ください!
事業開始後の定期報告の予定

ホームページ、SNS等でお知らせいたします。www.fcmanis.org
募金目標額
650,000円
団体紹介

団体名
一般社団法人マニスファンクラブ
団体の目的
人と環境と経済が調和した持続可能な循環型社会を実現するため、環境教育、環境保全、エコ観光のバランスのとれた社会づくりをおこなう人材を育成することを目的とする。
事業内容とこれまでの成果
2007年オランウータンのキャラクター「マニス」創作、2011年現地調査、2012年任意団体マニスファンクラブを設立、2013年より現地と関係構築、環境教育活動開始、2014年より植樹を始める。2017〜2019年の3年間、近郊の小中学校で遠足と植樹を取り入れた環境教育を行い、教科書のサンプルが完成。2020年法人化、2021〜2023年の予定でフェーズIIを開始、教材の改編、導入と普及活動を進める。
2014年より今までに14,500本を植樹。エコパーク内に「ジャングルパーク」の整備を村人と進めている。将来的に観光施設として機能させ、住民の生計向上に寄与したい。
関連画像