里山の天然林は森林のめぐみを手にいれるための森林で、草を刈(か)ったり、たきぎや木の実や山菜を採(と)ったりしていました。天然林だけでなく、田んぼや畑もふくめて里山の自然と言われています。里山の特ちょうは、いつまでも利用できるように採りすぎないようにして、あとは自然の力にまかせ、育つようにしていたことです。人が自然とともにくらす時の知恵(ちえ)です。しかし、今では自然とはなれてくらす人が増え、里山の天然林は急速(きゅうそく)に失われています。一度人が手をかけた状態で形づくられた自然には手入れが必要です。最近では里山の自然がみなおされ、手入れをおこなうボランティア活動がさかんになりはじめています。