私たちのくらしは、生き物たちのめぐみをたくさん受けています。お米やパンはイネやコムギから、お札はコウゾやミツマタから作られます。他にも、綿花(めんか)は服やタオルを、細菌(さいきん)や動植物の抽出成分(ちゅうしゅつせいぶん)は医薬品(いやくひん)を、木材は家や家具を作りだしてくれます。現在、地球上で存在を知られている生き物は約175万種と言われています。まだ発見されていないものもふくめると400万種とも4000万種とも言われています。ところが現在、1年間に1000種もの生き物たちが姿を消しつつあります。このまま多くの生き物が絶滅(ぜつめつ)すればどんなことが起こるのか、科学者たちにもはっきりとした予測ができません。しかし、食糧や薬の原料がなくなる、生活環境が悪くなる、など私たち人間が危機的(ききてき)な状況にさらされる可能性があると考えられています。